急な資金繰りを行う場合、銀行では審査に時間を要するため、調達したい日までに間に合わないこともあるでしょう。
そんな時、銀行の借入金利よりも、金利が高いデメリットがある反面、審査における柔軟性が高く、即日〜3営業日程度で融資してくれる民間系の事業者ローン会社。
本記事では、全国の事業者に向け事業者ビジネスローンを提供しているファンドワンについて、ファンドワンの審査に通らない方の特徴や、利用するうえでのメリットやデメリット、金利や返済条件、実際に利用された方の口コミや評判なども含め、詳しく解説していきますので、是非最後までお読み下さい。
ビジネスローン会社ファンドワンとは?
ファンドワンは、東京都豊島区南大塚を拠点とするノンバンクの一社で、事業者専門の民間金融会社になります。
提供しているサービスには、「事業者ローン」を含め5つの融資商品があり、オンライン上から簡単に申込みが可能となっているため、全国の法人企業を中心とした事業者から注目を集めている事業者金融会社です。

それではまず最初に、ファンドワンの会社概要から確認していきましょう!
ファンドワン・会社概要
事業者名 | ファンドワン株式会社 |
会社所在地 | 〒170-0005 東京都豊島区南大塚二丁目39-11ヒサビル6階 |
電話番号 | 03-5395-8888 |
FAX番号 | 03-5395-8800 |
設立年月日 | 令和2年1月6日 |
資本金 | 金50,000,000円 |
事業内容 | 事業者金融業 |
貸金業登録番号 | 東京都知事(2)第31816号 日本貸金業協会会員 第006140号 |
サポート窓口 | メールフォームより問い合わせ |
貸付利率 | 契約プランにより異なる(年利2.50%~18.00%) |
融資可能額 | 契約プランにより異なる(30万円~1億円迄) |
対応エリア | 日本全国 |
資金調達までのスピード | 最短即日~3営業日程 |
取引種別 | 事業者ローン、売掛債権担保融資、不動産担保融資、車担保融資、 介護・診療・調剤報酬担保融資 |
貸金業免許を取得すると、3年に一度貸金業許可登録の更新を行わなくてはなりません。ファンドワンの貸金業許可登録番号は(2)番のため、貸金業免許を取得後、すでに一度目の更新が済んでいることが確認できます。
ネットでファンドワンを検索すると、「ファンドワン 闇金」と検索されている方が多そうですが、正式に貸金業登録されている正規の金融業者であることが分かります。
ファンドワンの評判と口コミ
ファンドワンの口コミをインターネットから探してみたところ、Googleマップにいくつかの口コミが、掲載されていました。
資金の件で申込みをさせていただい感想を皆様にもご理解いただけたらと思いまして投稿させていただきます。
1.先ずは申込み後に電話でヒアリングがあります。
(個人の車の所有、会社の車の所有など)
2.電話の後に直ぐに手続きのメールを送信する事を言われましたが、メールは翌日でした。
3.必要書類をメール送付、また最短で3営業日で回答が可能と言われましたが、1週間経過されても音沙汰無しのため、電話をさ差し上げましたが、別の男性の方が対応されました。その際に「現在、他の電話対応中、対応スタッフが1名のため折返します」、が、結果折返しは無し。翌日(平日)の午前中に電話を再度差し上げましたが、留守電でした。
1ヶ月経ちますが未だに電話、メール、封書など一切の連絡がありません。
会社がこの様な事では信用と信頼は出来ないと思いました。
4.申込み後、不要なメールが沢山送信されるようになりました。
5.此方の会社の評判を検索すると、とある元銀行員の目でチェックなどの記事が有りますが、上記の事を踏まえ全く信用が出来ない物だと勉強になりました。
あくまで私個人の体験を元に感想も含めてになりますので、実際には取引がしっかりなされている企業様も沢山あるとは思いますが、私は残念ながら悪い印象しか受けませんでした。
参照元:Googleマップより引用
皆さん、ここだけは絶対にやめた方がいいです。
所有財産など根掘り葉掘り聞かれて、審査に必要な重要書類出させて、審査結果について全く音沙汰なしです。
詐欺会社だと思います。極めて悪質な業者です。
こんな不誠実なところから融資など絶対に受けない方がいいです。
ご注意ください。
参照元:Googleマップより引用
取引されているのかな?
車の情報まで聞かれて、連絡なくてこちらから聞いたら見送りと言われた。
参照元:Googleマップより引用
丁寧で分かりやすく電話対応してくれました。初めてビジネスローンを利用したいと思ってるのでこちらの会社を検討中です。
参照元:Googleマップより引用



口コミを確認すると、「細かい情報まで伝えたり、書類提出も行っているのに審査結果の連絡がこない」といった、悪い口コミが目立ちます。



もちろん、全ての方が審査に通過できるわけではないのは分かりますが、せめて審査に落ちたのであれば、メールなりで結果を伝えてもらわないと、次の資金繰りもできませんよね。



「1ヶ月経っても連絡がこない…」という、口コミもありましたが、基本的にファンドワンの融資は最短即日なので、2、3日経過しても審査の連絡がこない場合は、自分からファンドワンへ確認してみた方が良いでしょう。



ネットが発達したことにより、審査などは自動化されている金融会社が多くなってきましたが、審査結果の回答は人の手により行われている会社はまだ多く、連絡ミスなどによって結果がこないという可能性も否めません。



他社の似たようなケースで、「1ヶ月結果が来なかったから電話で確認してみたら、審査に通っていた」という事も過去にありました。



また、カードローン会社やビジネスローン会社、消費者金融業といった金融事業者は、利用検討者が審査に通らなかった場合、ネガティブな評価をうけやすい業界であると言えます。



柔軟な審査が評判のファンドワンですが、いくら柔軟審査と言えども、直近で金融事故をおこしていたり、多重債務を抱えていたりすると、審査に通過できないこともあります。信用情報に左右されず資金調達が可能な『ファクタリング』を利用してみるのも、一つの打開策となるでしょう。
ファンドワンの審査に落ちてしまう人の特徴
ファンドワンを利用する上での一番大きなメリットは、柔軟な独自審査とスピーディな融資です。
口コミでも審査が通らなかったという内容のものがありましたので、ここで審査落ちしてしまう方の特徴について詳しく解説致します。
- 債務超過や赤字額が事業規模と合っていない方
- 納税ができていない方
- 融資の申込みを連続で行っている方
- 定期的な事業収入がない方
- 担保融資時に担保評価割れしてしまっている方
債務超過や赤字額が事業規模と合っていない方
ファンドワンでは独自で設けている柔軟な審査により、赤字企業や債務超過企業への融資も積極的に行っています。
しかし、利用者の事業規模に対しての赤字額や債務超過額が大きすぎたりすると、融資を断られてしまうケースもあるため、注意しておきましょう。
決算書や確定申告書の内容があまりにも悪い場合などは、無担保・無保証のビジネスローンの利用ではなく、売掛債権を担保にしたり、不動産を担保に融資を検討するほうが資金調達の成功率は上がると言えるでしょう。
納税ができていない方
ファンドワンで納税資金などの融資も行っているため、社会保険料・法人税・源泉所得税などの支払いが遅れていたとしても融資申込みは可能です。
しかし、何年にもわたり税金を滞納していたり、滞納額が大きすぎたり、差し押え直前の状態などの場合、融資をことわられてしまう原因となる可能性があります。
融資の申込みを連続で行っている方
立て続けに融資の申込みを行っている方も審査に通過できないケースがあるため、注意が必要です。
貸金業では、信用情報機関に申込者の信用情報照会をかけることで、その方の返済履歴や遅延情報などを確認したうえで、融資の可否を判断しています。
そのため、短期間に複数の借入先へ融資の申込みなどを行ったりすると、信用情報に連続で申し込んだ履歴が残ってしまうため、借入先にネガティブな印象を与えてしまいます。
その結果、本来審査に通過できるものが出来なくなる恐れが出てきます。
複数社へ申込み、審査に通ったところと契約した方が合理的であるのは確かですが、自社の信用を落とす結果となるため、融資の申込みは慎重に業者を選び、結果が出てから次の行動に移るようにしましょう。
定期的な事業収入がない方
無担保・無保証の『事業者ローン』を利用する場合、定期的な事業収入がないと審査通過出来ない可能性があるでしょう。
事業者ローンでは、返済原資を毎月の売上金から支払われる想定で考えるため、返済原資となる定期収入があれば審査は通りやすくなる傾向があります。
収入が不安定な場合は、ファンドワンで提供している別の担保融資から自社に合った商品で申込みしてみると良いかもしれません。
担保融資時に担保評価割れしてしまっている方
ファンドワンでは、各種担保融資を取り扱っておりますが、担保物の評価が出なければ融資をうけることは難しいでしょう。
独自の柔軟審査が評判のファンドワンですが、担保価値0の不動産や、他社の抵当権設定により評価が出せない不動産の場合、審査に通らないケースが多いようです。
また、売掛債権担保融資や各種報酬債権担保融資では、すでに他社へ債権譲渡していたりする状態のケースでは、二重譲渡の危険から審査を否決されることもあります。
このようなケースで申込みを検討している方は、借り換え前提で問い合わせしてから、申し込みを検討する方が良いと言えるでしょう。
ファンドワンのメリット
ファンドワンには、以下のようなメリットや特徴があります。
ファンドワンのメリットや特徴
- 5つの豊富な融資商品から自社に合った融資が選べる
- 最大1億円の大口融資にも対応
- 柔軟な審査による最短即日のスピード融資
- 税金未納でも柔軟に対応
- 日本全国対応のオンライン融資



それぞれのメリットについて、1つずつ確認していきましょう!
5つの豊富な融資商品から自社に合った融資が選べる
ファンドワンの融資には、以下に掲載する5つの融資商品があり、自社に合った融資を選択することが可能です。
融資商品 | 融資可能額 | 利率(実質年率) | 融資対象者 |
---|---|---|---|
事業者ローン | 30万円~500万円 | 10.00%~18.00% | 法人企業のみ |
売掛債権担保融資 | 30万円~5000万円 | 5.00%〜18.00% | 法人または個人事業主 |
不動産担保融資 | 300万円~1億円 | 2.50%~15.0%以下 | 法人または個人事業主 |
車担保融資 | 500万円迄 | 5.00%~18.0%以下 | 法人または個人事業主 |
介護・診療・調剤報酬債権担保融資 | 100万円~1億円 | 5.00%~15.0%以下 | 各種医療機関・調剤薬局 ・介護事業者 |
ファンドワンの中でも人気のある『事業者ローン』は、無担保・無保証で500万円まで利用することができます。
もちろん、自社の商売にあったプランを選ぶ必要があるので、上記の表を参考にしてみてください。
また、ファンドワンは事業者金融会社であるため、法人企業・個人事業主・フリーランス・各報酬債権を抱える医療・調剤・介護事業者の方のみ利用できるプランがありますが、個人で利用できるプランはないため、個人の方は注意してください。
最大1億円の大口融資にも対応
また、大きな金額を利用したい方には、5000万円まで対応可能な『売掛債権担保融資』、1億円まで対応可能な『不動産担保融資』や『介護・診療・調剤報酬債権担保融資』を利用すると良いでしょう。
不動産担保融資は、ファンドワン独自の審査により、他社で抵当権など設定されていても、柔軟に評価してもらえる可能性があります。
介護・診療・調剤報酬債権担保融資では、国民健康保険団体連合会や社会保険診療報酬支払基金に対し、診療報酬や調剤報酬・介護報酬を請求している方が、各報酬を譲渡担保とすることで、最大5000万円まで融資を受けることが可能です。



5000万円~1億円であれば、大口の仕入れや設備投資にも対応できますね!担保がある場合は上手に活用し、金利負担も減らしましょう。
柔軟な審査による最短即日のスピード融資
ファンドワンを利用する一番のメリットは、最短即日でおこなわれるスピード融資であると言えます。
最短40分で完了する柔軟な審査により、最大500万円まで利用できる『事業者ローン』を検討している法人企業の方におすすめのプランと言えるでしょう。
税金未納でも柔軟に対応
ファンドワンでは、赤字決算や税金を完納できていない状態であっても、融資対象となるため安心です。
税金の未払いは、融資時に支払う前提になる可能性はあるかもしれませんが、決算内容が悪かったとしても、事業の将来性などを考慮し、柔軟な審査をおこなってくれるため、全国の法人企業から人気である理由も納得できます。
日本全国対応のオンライン融資
ファンドワンの融資では、日本全国からオンラインにて24時間申込みを行うことができます。
『事業者ローン』は、ネットから簡単に申込でき最短40分で完了する柔軟審査後、オンライン契約が完了すれば、最短即日の融資も実現するでしょう。
ただし、ファンドワンの融資商品のうち『事業者ローン』以外の4つは、担保を提供する商品の為、融資実行まで多少時間がかかることも予想されます。
『事業者ローン』以外の商品を利用したい場合は、早めに申込をしておくと良いでしょう。
ファンドワンのデメリット
続いて、ファンドワンのデメリットについて解説していきます。
- 個人は利用できない
- 土日祝日は休業
個人は利用できない
ファンドワンは法人専用の事業者金融であるため、個人(勤め人・パート・アルバイト・無職)の方は利用することができません。
法人企業以外にも、事業を営んでいる『個人事業主・フリーランス』の方であれば利用可能な商品もあるため、検討してみると良いでしょう。
土日祝日は休業
ファンドワンの休業日は、土日祝日です。
営業時間は平日9:00~18:00となっているため、早急な資金繰りを行いたい場合は、土日祝日のうちにオンライン申込みを行っておくと、スムーズな審査が受けられるでしょう。
ファンドワンを利用する流れ
次に、ファンドワンを利用する流れについて解説していきます。
順序については次の通りです。
公式サイト画面右下にチャットボットが設置されているので、そちらから申込みましょう。
申込み完了後ファンドワンより、必要書類の案内や必要事項の詳細が伝えられるので、連絡を待ちましょう。
以下に、『事業者ローン』と『不動産担保ローン』の必要書類をまとめたものを掲載しておきますので、提出漏れに注意して、必要書類を正確に提出しましょう。
事業者ローンの必要書類 | 不動産担保ローンの必要書類 |
---|---|
・直近の決算書2期分 ・印鑑証明書 ・身分証明書(免許証、保険証など) ・納税証明書 ・その他ファンドワンから求められた資料 | ・会社登記簿謄本・不動産登記簿謄本 ・公図 ・直近の決算書もしくは確定申告書2期分 ・印鑑証明書 ・身分証明書(免許証、保険証など) ・納税証明書 ・その他ファンドワンから求められた資料 |
ファンドワン独自の審査基準による審査が行われます。
土日祝日に申込みした場合、連休明けの結果となるでしょう。
審査結果が分かり次第、ファンドワンから連絡がきます。
ネット上で完結する電子契約・郵送契約・来店契約の中から契約方法を選択し、契約を行います。
煩わしさのない電子契約で契約する方法が一番スムーズであると言えるでしょう。
契約完了後、指定口座へ融資額が振り込まれます。
\ 独自の柔軟審査で最短即日融資 /
ファンドワンのよくある質問
続いて、ファンドワンの良くある質問の中から、重要なものをピックアップしてみたので、ファンドワンの利用を検討中の方は参考にしてみて下さい。
- 問い合わせによって無理やり契約を迫られることはないでしょうか?
-
当社の融資商品の内容やお客様のご不明点などに関するご説明を差上げるのみで、ご契約への強制的な勧誘などは一切致しません。
ファンドワンは東京都から正式に貸金業許可を取得している金融業者であるため、上記のような心配は一切ないと言えるでしょう。
- なぜ赤字決算でも利用可能なのでしょうか?
-
現状だけにとらわれず、貴社の過去の実績や、将来的な可能性を踏まえた審査や、業績に関係なく行える担保融資などのご用意もさせて頂いている為です。
ファンドワンでは、過去に債務整理や金融事故を起こした方でも、状況が改善している兆しが見えれば、現状を判断することで柔軟な審査により融資をうけられる可能性があります。
- 売上げよりも多い融資額を希望したいのですが?
-
ご希望頂くことは可能ですが、審査結果によってはご希望金額よりも減額した融資金額をご提示させて頂く場合がございます。
自社の売上げ規模に見合った金額で申込みを行うほうが、審査に通過できる可能性は高いと言えるでしょう。
- 利用用途に制限はありますか?
-
ご融資した資金の利用用途に制限はありませんので、事業主様の目的に応じてご自由にお使い頂けます。
他社のビジネスローンなどでは、利用用途を事業のみと制限している業者が多い中、ファンドワンの融資は自由に利用できる点もメリットの一つであると言えるでしょう。
- 売上げがアップした際などの短期返済はできますか?
-
可能です。ご連絡を頂ければ、ご返済金額をお知らせ致します。
ファンドワンでは繰上げ返済を行うことも出来るため、資金に余裕のある時期は早めに繰上げ返済を行うと、自社の実績にもなり、今後の融資時などで有利に働く結果となるでしょう。
自社のキャッシュフローを計算して可能であれば、積極的に繰上げ返済をおこなうようにしましょう。
\ 独自の柔軟審査で最短即日融資 /
ファンドワンまとめ



本記事では、最短即日のビジネスローンや各種担保ローンを提供しているファンドワンについて、詳しく解説させて頂きました。
本記事内で解説したメリット&デメリットをまとめたものを掲載しておきますので、ファンドワンを検討している事業者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
ファンドワンのメリット&デメリットまとめ
メリット | デメリット |
---|---|
最大1億円迄対応 柔軟な審査による最短即日のスピード融資 税金未納でもOK 日本全国対応のオンライン融資 | 豊富な融資商品から自社に合った最適な融資が選べる休業 | 不可
\ 独自の柔軟審査で最短即日融資 /